顧問弁護士は実はコストの面でもメリットがあります。法務部員を一人雇えば月数十万円のコストを要しますが、顧問弁護士であれば、中小企業なら月数万円で対応する事務所が多いです。また、弁護士は、単発の案件ベースで相談してきた依頼者と比較して、顧問契約先の企業に対しては弁護士費用を安く設定していることが多いです。したがって、法的トラブルに巻き込まれて弁護士に相談することになった場合、個別の案件ベースで弁護士に依頼する場合と、普段から付き合いのある
顧問弁護士に依頼する場合とでは、後者の方が実は弁護士費用は低く抑えることができる場合が多いのです。